噛み癖を直す

放っておけば、子犬の成長とともに、必ず痛みや怪我を伴うようになります。噛み癖のある犬にしないためにも、甘噛みをさせないように子犬のころにしっかりとしつけましょう。甘噛みとは子犬がじゃれるようにして噛んでくることで、我慢できる痛みなので、飼い主もついつい大目に見てしまいがちですが、これは子犬が力を加減して噛んでいるわけではありません。親犬や兄弟犬と一緒にいた期間が長い犬に、噛み癖のある犬はあまりいません。

母犬を噛んでしまうと、母犬は吠えて威嚇し、どこかへ行ってしまいます。大切なのは、それ以上の反応をせずに無視をすることです。また、遊びの延長でじゃれて噛むだけではなく、威嚇行為や暴力行為として噛むように発展していきます。成犬なってからの攻撃性の著しい噛み癖は、危険な場合もありますので、専門家に相談したほうがいいでしょう。

遊んでいる時や身体をなでている時に噛まれたら、「痛い!」と大きな声を出し、それまでしていたことを中断し、無視します。これが繰り返されることで、噛んでしまうと嫌なこと(遊びの中断や母犬が遠ざかってしまうこと)が起こると学習して、無闇に噛まなくなるからです。痛く感じないのは、子犬だからです。子犬の甘噛みのしつけは、これと同じ方法で行います。

噛み癖のある犬は、子犬の頃に甘噛みのしつけを、きちんとしないままできてしまった犬に多く見られます。大げさに痛がったりして騒ぐと、子犬は遊んでくれていると認識してしまい、しつけることはできません。他の兄弟犬と遊んでいる間にじゃれて噛んでしまったら、噛まれた犬は嫌がりますので、すぐに遊びは中断されます。